株価暴落と会社員を辞める決意の関係

いよいよ明日、上司との面談です。

 

ここ数日、中国が原因と言われる株価の暴落が続いています。

私の金融資産も少なからず影響を受けており、

先月末より、やはり利益は落ちている投信もあるわけです。

 

もし、コロナが原因や中国不動産が原因と言われる株価暴落で、

資産が大きく減少したら...

そう思うと、本当に安定した会社員を辞めて良いのだろうかと、

不安になるのも、ある意味人間らしい自然な心境だと感じます。

 

きっとそれでも、私は退職する気持ちの方向に変わりはなく、

明日の面談次第でどうなるかはわかりませんが、

引継ぎやいろんなことを考えた上で上司と相談したいと思っています。

 

完全リタイアしたら、安定した収入がなくなり、

株価の変動でもっと不安になることもあり、

「これだけ準備したからもう安心」なんて状況は難しいのだと思います。

 

でも、大切なのはやはり、自分の人生を自分でコントロールすること。

会社員として雇われている限り、最低1日10時間程度は拘束され、

土日や年に数回ある連休に、人混みに紛れ気分転換することしかできないのです。

 

私の母親も70歳を目前にやっと完全リタイアしました。

父は早くに亡くしておりますので、

母がまだ元気で健康なうちに、一緒にいろいろ遊べるのもあと10年前後。

そう思うと、会社員なんてやってる場合じゃないわ!と感じます。

 

私のパートナーは「自分が子どもが欲しくて子育てをしている」と

しっかり認識&責任を感じているタイプですので、

私のリタイアに関しては賛成してくれていますし、

親孝行で平日に母と出かける事に何の反論も持ってないようです。

元々シングルで子育て予定だったわけで、

私はいてもいなくても、そこは大差なく、

逆にいることで経済的不安が払拭され、

私のちょっと変わった考え方や思考の話で生活が楽しいと思うらしく、

私には自由に生きて欲しいそうです。

子育ては自分の仕事。だから自分は子育て期間働くのが当然。

そう思っているようです。

 

「なんだか私だけ自由でヒモになってるようで申し訳ないねぇ~」

そう伝えてみたら、

「実のところ老後資金は全てぴか頼りだから実際はどっちがヒモだろうね?」

と笑って返されました。

まぁね。私一人で4千万あってもきっと使い切れないしね。

 

子どもが苦手なことは明確にパートナーには伝えてありますので、

私は母親らしいことはきっとほとんどできないと思います。

でも、「人生はこんなに楽しく自由に生きられる」ということを、

身をもって一番近くで教えられる同居人になりたいとは思います。

学校に行ったって行かなくたって、成績がどうだって、どうでもいい。

今のままで素晴らしく、生きていることだけで素晴らしい。

毎日自分が楽しいと思うことが何よりも大切で、

自分のやりたいことを、責任もって自分で決めてやればいい。

毎日の生活の中でそれを伝えていける立場の大人が側にいれば、

きっと彼の人生はいろんな選択肢が生まれるのではないでしょうか。

 

自分の人生の自由のため。

母親に親孝行するため。

パートナーの子どもに面白い人生を教えるため。

私は株価暴落に不安になりながらも、会社員は手放すでしょう。

 

いざとなれば、新聞配達でも、トイレ掃除でもなんでもするさ。

生きていければいい。そんな心境です。

 

それではまた。