親と資産や死後の話を気軽にできますか?

私のパートナーは子どもの頃から「良い子」で育ち、

親の望む大学に入り、親の望の通りに結婚し子どもを持ちました。

結果、限界がきて今は離婚し、好きなことを学び直ししていますが、

パートナーは自分の親と「お金と死」に関わる話はあまりできないそうで、

両親の資産がいくらあるか、生命保険加入の有無など何も知らないそうです。

 

日本の場合、結構こんな家庭は一般的なのだと私も思います。

生きてる間から資産の話をしたら「お金を狙ってる」と思われるとか、

やっぱろいろいろと考えてしまう気持ちもわかります。

 

ところが我が家は、いつ頃かはっきり記憶にはないのですが、

私が成人する頃には親だけでなく、祖母の資産も把握していましたし、

伯母や叔父の資産も、おおまかですが知っていました。

やはり自営業をしており、運転資金や借金や毎月の経費など、

いろんなことを家族内で共有していたことも大きかったのですが、

合法的にいかに税金を納める額を少なくできるかなど、

法人税、固定資産税、贈与税相続税など、

一緒に知識を共有していた経緯もあります。

 

祖母は亡くなり、その祖母の全資産を相続した叔父も亡くなってしまい、

その資産が従兄弟に相続されてからは、もちろん何もわかりませんが、

車が3年ごとに新車に変わるのを見てると、

「あ~使ってるね」と傍目からですが感じたりします。

 

私は母親と99%の資産状況を共有しています。

残りの1%はパートナーとの部分で、さすがにここは秘密。笑

 

そして、延命治療をどこまで希望するか、

どんな介護や死に方が希望か、

希望はあっても子どもへの負担がどの程度までなら許容範囲で、

それを超えたらどんな施設に入れて欲しいか、

その時のお金はどこから出して欲しいか、

お墓の希望や、仕事の財産分与の希望、

とにかくなんでも、兄を含め母と3人でよく話します。

 

そして可能であれば私は母より長生きしたいですが、

こればかりは何があるかわからないので、

私の希望も伝えてあります。

 

パートナーとは法的には相続権が発生しないため、

そこの部分を含め、パートナーが今後生きていくのに困らないよう、

しっかり資産を残すよう話もしています。

 

特に年末年始。

私と母は「大掃除」をするよりも、

「現在の資産残高計算」と「重要書類の保管場所」

を確認し合う大切な時期です。笑

 

今年は母も私も仕事を退職&休職している年なので、

残高は増えていることは期待していませんが、

一年の総決算の大事な時なのです。

 

40歳でFIREしましょ。

きっと年末に残高を確認したら、決心できるでしょ。

そう思っています。

 

それではまた。