誰かを嫉妬させてしまうのも「罪」かなとふと思う

「罪」という考え方がそもそも重苦しく好きじゃないですが、

人って誰かの不幸が嬉しかったり、誰かの幸福が妬ましかったり、

本当に自分でも嫌になるときもよくありますが、

そんな心を持ってしまう生き物であります。

 

特に人の幸せな話を聞いたとき、

例えば同年代や、同じ境遇や、自分に似た環境であればあるほど、

「どうしてあの人だけが」と思ってしまったり。

仲良しの友達や親戚にまで、そんな感情が起こることがあるのです。

誰かの幸せな話を聞き、心から「よかったね」と一緒に喜べるのは、

それはきっと自分と距離感があるか、もしくはその人を愛しているからか。

わかりやすく言えば、そう言う時には素直に喜べる。

 

私は自分の裕福な家庭で育ったわけでもなく、

(たまたま周りの親族は自営業で成功し裕福な人が多いですが)

登校拒否をしたり転職を繰り返したり、結局発達障害がわかったり、

今でも突発性難聴や心の不調で休職してて、もう退職目前。

これだけ聞くと、ちょっと可哀想になってくるかもしれませんが...

 

この前提があったとしても、退職を決意できる理由が、

実は資産が4千万以上あって、パートナーにも愛されてて理解があって、

「思考は実現化する」という基本的な考えで行動を繰り返している結果、

周り巡ってお金が流れてきて不安がないからなんです。

 

と、本音を言ってしまうと、きっと誰かは妬み嫉みなどの気持ちを抱き、

羨ましさから「よかったね。自閉症で苦しんだけどやっと楽になるね」と、

心から喜んでくれる人はきっと、母とパートナーくらいしかいないでしょう。

 

少なからず人は承認欲求が有り、自分の嬉しいことを人に話したくなります。

私だって時々「私は金融資産があるから不安ないんだ」と口に出しそうなことが

友人がお金に苦労していると、資産運用のことなど教えたくなり、

ついつい自分の今までの過程を話してしまいそうになることがあります。

 

でも、いつも「ダメだダメだ」と口に出すのを止めるのですが、

それはやはり人の「嫉妬心」が恐ろしいと理解していると言いますか、

誰かを嫉妬させてしまうのも、これも愛の行為じゃない気がするからです。

 

「結局今回も体調を崩して退職しそう。

今後、正社員で働く自信もなくなっちゃったし、

お金の不安もすごくあるけど、質素に生活すればなんとかなるし、

体が一番大事だから、無理に働かずパート程度にしようかな」

 

今の私の状況の場合、こう同年代の知り合いに話すのが一番な気がします。

事実を言って「すごい!よかったね!」と誰が心から思ってくれるでしょうか。

 

私は税金や資産運用関係や、各種助成金等に詳しく、

国や市町村に申請できるものは申請し、最大限利用するのが人より得意です。

でもこれはたくさん時間とお金をかけて、自分で得た知識であり、

面倒でも実行する自分の行動力があるからできることでもあるのです。

 

誰だって勉強(資産運用や税金関係)すればできる。

誰だって面倒(確定申告や助成金等申請)でもやればできる。

人がテレビを見てる時間に本を読み、YouTubeなどで知識を増やし、

そして実際に行動しているわけなんですね。

だから今がある。実は誰だって私の真似をすればできちゃうことなんです。

 

でも他人はそこを見ません。

金融資産があり、悠々自適に暮らしているように見えちゃうわけです。

そして嫉妬心を起こしてしまい、その人を苦しませることになる。

 

嫉妬って苦しいじゃないですか。

自分だって、同じような気持ちになった経験も何度もありますから、

その気持ちはよくわかるんです。

だからこそ、自分の幸福を自慢するようなことは絶対にしちゃいけないって、

自分は自慢してるつもりじゃなくても、他人にはそう聞こえてしまうから。

 

改めてそうふと思いました。

その行為に「愛」はあるか。

常に自分の言動の前に、自分に問いかけられるかどうか。

今後の私の大きな課題です。

 

それではまた。