私は自他共に認める動物好き。
子どもの頃から実家にはずっと猫(雑種の保護猫)もいて、
犬も子どもの頃に飼っていました。
「いつかリタイアしたら心おきなくペットと共に」
そう、漠然とずっと前からの想いがあり、
特に犬に関しては時間がないと遊んであげられないので、
リタイアしたら、犬を飼っても散歩もいっぱいしてあげられる。
だから家族が必要な保護犬を迎えたい。
そう思っていたのです。
私の人生、これからもずっと動物と一緒に。
当たり前のように疑わなかったのですが...
実は昨年、愛猫(17歳)を看取りました。
そして金魚(15歳)も見送りました。
子ども時代にペット見送った経験はありましたが、
もちろん、とても悲しくいっぱい泣きましたが、
今、この年齢になってから見送るのは、
子ども時代より、もっともっと苦しく悲しかったのです。
金魚は寿命だったとは思いますが、
もう手の施しようがなく、
泳げなくなる姿をただ見守るしかなかった。
愛猫も腎不全でもうどうしようもなく、
ただ可能な限り苦しまないようにしてあげるしかなく、
実家にずっと泊まり込み、
最期の瞬間までずっと身体をさすってあげていました。
お別れする日がくることはわかっていましたが、
どちらも本当に悲しく、
特に愛猫を見送ってからは、
今後動物と一緒に暮らすことを躊躇する気持ちが出てきて、
動物に囲まれて生活したいという子どもの頃からの夢が、
急に「私には無理かも」と思ったのです。
そうは言っても街中で子猫を見つけてしまったら、
保護せずにはいられないかもしれません。
動物と共に過ごすということは、
言葉では表現できない幸せをたくさんもらえます。
でも、今は...
またあの悲しみを経験するのが怖いのです。
自分でも、こんな感情になるとは思っていませんでした。
いつか犬と一緒に散歩して、いっぱい戯れよう。
猫と日向ぼっこして、お昼寝しよう。
漠然と描いていたリタイア後の動物との共同生活。
そうなると疑わなかった数年前の私でしたが、
今はどうしても勇気が出てきません。
ですが、やはり動物は好きでたまりません。
今は近所のワンコを見て話しかけたり、
可愛いニャンコ動画を見て癒やされたり、
そうやって動物から幸せをもらっています。
それではまた。
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