「嫌なことからは逃げればいい」と子どもに教えています

小学1年生のパートナーの息子から

「ぴかちゃん、学校には保健室ってのがあるの?」

と質問されました。

どうやらお友達が鼻血を出したらしく

「保健室」という所に行ったらしい。

 

「そうだよ。ケガをしたり体調が悪いときに

行くのが保健室っていうところだよ」

 

「じゃあ僕も鼻血が出たら行っていいの?」

 

「もちろんいいよ。

それにケガや体調が悪いときだけじゃない。

私は子どもの頃、学校で嫌なことがあると保健室へ行って

頭痛いってウソついて早退したこともあるよ。

だからお友達に嫌なことされたり

学校で嫌なことがあったときは

保健室に逃げたりして家に帰ればいいし

その嘘は私は絶対に怒らないよ。」

 

と伝えたら、とても興味津々に

 

「え?ぴかちゃん、先生に嘘ついたの?」

と聞いてくるので

 

「そうだよ。

だってお友達に嫌なことされたんだもん。

嫌なことからは嘘ついても逃げていいの。

ただお家では本当のこと話して欲しいかな。

逃げても怒ったりしないから」

 

そして私の子ども時代のエピソードを話すと

保健室登校や登校拒否のこと)

とても楽しそうに話を聞いていました。

 

宿題にしても学校にしても

「嫌ならしなければいい」

「嫌なら行かなければいい」

といつも言っています。

(それでも息子は今のところ律儀に宿題も登校します)

 

あれもダメ

これもダメ

と我慢させてばかりより

「自由に自分で決めていいよ」

と言い続けた方が

子どもはよっぽど自立し自分で考える。

自分で限度を知り適度をわきまえる。

この数年の経験ですごく感じていることです。

 

基本的に「嘘はいけない」と教えてきましたが

今回は「ついてもいい嘘」を教えました。

これも息子が成長した証。

自分を守るためには嘘をついても許す。

ただ私には本当のことを話す。

これが私と息子のお約束。

 

もしかしたら多くの人は

「そんなこと言ったら何でも嘘をつく」

と心配になるかもしれません。

 

でも決してそんなことはないと私は断言できます。

息子を信頼しているからです。

ついてはいけない嘘をちゃんと理解していると

私は信じているからです。

 

もしそれでもダメな嘘をつかれたら

「私は悲しい」と伝えます。

それだけ伝えます。

 

私は息子が嘘つきになることより

「嫌なことを嫌と言えず我慢する」

ということを覚える方が怖いと感じます。

 

生きていればしなければならない我慢もある。

でもしなくていい我慢もある。

嫌なことからは逃げればいい。

本当に苦しいときは嘘ついても逃げればいい。

 

小学1年生には難しすぎる

とは私は思いません。

 

教育方針は人それぞれですが

私は自由にのびのびと好きなことをして

成長してほしいと願っています。

 

それではまた。

 

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