借金して投資した結果詐欺に遭った友人

先週金曜の夜、突然ベトナムの友人からLINEがきました。

この友人は某国で留学時代の同級生。

同級生と言えども、年齢は30代前半。

ベトナムに帰国後、結婚して今は2児の母。

 

なぜかいつもと違う雰囲気のLINEに

嫌な予感はしていたのですが。

 

LINEではらちがあかないので電話してみると...

「銀行からお金を借りて、友人と一緒に事業投資した。

それがどうも騙されたようで、その友人が消えた。

しかし銀行へは来週月曜に全額返済しなければ」

という内容でした。

 

「何か良い方法はないか?」と泣くのですが

金曜の夜の連絡で、月曜に返済。

同じ日本ならまだしも、相手はベトナム

仮に送金するにしても間に合うわけがない。

 

そこで韓国人の同級生にも連絡をとり

どうしてやるべきか相談をしてみましたが

やはり私たちにできることは何もなく

家族や身内に手当たり次第お願いする方法しかないと

恥を承知で行動することをすすめました。

 

週末、ベトナム人の友人は親戚中を周り

どうやら返済分のお金は借りることができた模様。

 

彼女の落ち込みは相当なもので

「せめてこのバカな私の話を聞いて欲しい」

と久々にこの3人でグループトーク

お世話好きな韓国人の友人は

「借金してまで投資しちゃいけないよ」

とずいぶん熱心に諭していました。

 

友達だと思った人を信用したあまり

うまいこと騙されてお金を持ち逃げされ

残ったのは借金という最悪な状況。

結局は「儲け話」にのってしまったわけですが

世の中本当に「うまい儲け話」はないと

改めて感じる出来事。

 

この返済額

日本円にすると約40万円程度で

日本人の感覚ならなんとかなりそうですが

ベトナム人で30歳の2児の母にとっては大金。

 

その彼女に最近のベトナムの給与事情を聞くと

10年前よりはかなり物価も給与も上昇したけれど

それでも給与は日本の4分の1前後っぽく

今後返済も大変だろうと想像するのです。

 

基本的に友人間で金銭の貸し借りはしない方針の私。

でも同じ日本に住んでいたならば

もう少し何か見える形で助けることもできますが

苦楽をともにした同級生はそれぞれ違う国。

コロナ禍の今、簡単に会うことすらできず

なんだか悲しい気持ちになってしまいました。

 

韓国人の友人が言っていました。

コロナ禍になって以降お金で困っている人が増え

韓国内でも詐欺がすごく多くなったと。

友人ですら騙す人も出てきたと。

 

この友人も仁川空港で勤務していましたが

コロナ禍で仕事がなくなってしまい

関連会社のスーパーに現在は出向中。

 

コロナは世界中の経済に大きな影響を与えていると

改めて感じました。

 

マスクにしろ経済にしろ

早く元通りになってほしいと願うばかりです。

 

それではまた。

 

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