もうこれはセミリタイアも無理かもしれない

8月頃から休職し、2ヶ月が過ぎました。

この2ヶ月、もちろん突発性難聴をはじめ体調不良が多いので、

家で休養する時間もかなりあるわけですが、

それでも、DVDで昔のドラマを見たり、マンガレンタルしたり、

こうして好きな文章を書くというブログをしたり、

時々身内に頼まれごとを依頼され、家事手伝いみたいなことをして、

あとは買い物に行き家族の夕食作りや、

調子が良いときは散歩やプールに行き運動も適度にしています。

 

ハッキリ言って

「好きなことしかしてないけど、暇だと悩むことのない充実した日々」

そんな毎日なわけです。

やばい。快適すぎて抜け出せないかもしれない。最近そう感じます。

 

現在総金融資産は4,000万円台、株価の暴落があれば3,000万円台になるだろうし、

パートナーは資格取得の学業と子育て優先で収入は超不安定。

いわゆる貧困層と言われる「住民税非課税家庭」になるわけです。

私は子どもの声や遊びで出す音が苦手で、体調不良にもつながり、

最近は多いと週の半分は実家に逃避行し、実家で快適ライフを送る日々。

実家には私の部屋が変わらずあり、そこで読書したりしています。

 

今後、パートナーが資格取得し無事どこかで就職できたとしても、

私の予想では総支給額20万、手取り17万程度になると思っています。

家賃を払いながら、これから成長していく子どもを抱え、

資産4,000万程度で、果たしてやっていけるのでしょうか?

 

「そんなの、やってみなきゃわかんな~い。ダメならその時考えよかな。」

 

そんな無計画というか、無謀というか、今は気楽な考えでおります。笑

 

よく言うじゃないですか。

子ども一人育てるのに2~3,000万円は必要だって。

でもそれって、途中から私立に行ったり、塾や習い事代も含まれてますよね?

我が子はADHDの傾向があり、今見てる限り勉強は苦手な感じがします。

サッカーや英語教室に通った経験もありますが、見事ダメ。

サッカーボールを追いかける仲間と外れ、蝶々を追いかけたり、

練習場内にアリの巣を見つけ「踏まないで!」なんて言ったりして、

それじゃ、練習できんじゃないか!と、突っ込まれる始末。

私は見てて大笑い。ダメだこりゃ。これがこの子の個性で優しさだと感じました。

習い事は本人が何かどうしてもやりたいことができてからにしようと決めています。

 

ねぇ、本当に2~3,000万って必要なの?

これが正直な感想というか、感覚的に何か子どもにお金をかける親こそが、

子どもの将来の為だと思い込まされているような気がするんですよね。

それくらいお金をかけて教育機会を与えてあげるのは親としての義務みたいな。

 

金持ちの子は金持ちになり、貧乏な家庭の子は貧乏のまま。

それって、ただ金融知識や経験値の差じゃないのかな。本読めば解決しない?

消費、浪費、投資の意味をちゃんと理解できているかとか、

教育機会の問題も、もちろん関係するとは思いますが、

塾に通わせていい大学に入学すれば、確かに大手企業で年収が高い可能性はある。

でも、それで結局また沢山のお金を消費する生活をするわけです。

幸せなのかな。それって。

テレビばっかりてるから、ドラマのような生活をすることが幸せと思ったり、

CMで物欲を刺激されたり。

我が家のように、テレビない家にしちゃえばいいんですよ。静がでいいよ~。

テレビがないと、自分の頭で自分の楽しみや遊びを自然と見つけるもんです。

 

私、一般的に言われている子どもの教育に対しては全く逆の考えです。

学校は別に行かなくていい。行きたければ止めないけれど、好きにすればいい。

勉強も興味があるときに、興味があることだけすればいい。

それがお金が必要なことならば、協力はする。

楽しく人生を送るには、興味を持った時に、興味があることを学ぶこと。

だから年齢や環境にこだわる必要なんて一切ない。

その興味が将来お金になるかどうかだって、どうでもいい。

お金は人生を楽しむチケットみたいなものです。

一般的な常識の家庭を築き模範的に生きるために稼ぐものじゃない。

 

話は若干それてしまいましたが、

これから子どもの教育資金がかかるから、やっぱり少しでも働かなきゃ。

私がそう思い、嫌なことを我慢して働く必要って本当にあるのでしょうか。

それが子どもに伝わったら?

「僕のためにぴかちゃんは親でもないのにこんなに無理してる」

そう申し訳なく思わせてしまったらどうします?それこそ彼の負担になります。

 

本当に金融危機や、いろんな災害等で、お金がピンチになれば、

そりゃ私だって何をやってでも働きますよ。生きるためらなんでもやります。

でも、今。

こんな快適な毎日を送れている自分があまりにも自由で幸せで、

ほんの1mmも働く生活に戻りたいって思えないんです。

「40代でセミリタイアをめざすシンプル生活」なんてブログタイトルですが、

(確かにブログ開設当初は本気でそれを目標にしてたわけです)

たった数ヶ月で、

「40歳でリタイア生活を満喫するシンプル生活」みたいなっちゃいました。

 

そうは言っても、状況は刻一刻と変化します。

来年はなぜか仕事に復帰してる可能性だってゼロじゃないです。

でも、好きなことだけしてストレスない生活を1度経験してしまうと、

「なぜこの生き方にもっと早く気付かなかったんだ」と思ってしまいます。

 

洗濯物が太陽の光を浴びながらそよ風でゆらゆら揺れている。

それをボーッとみているだけで幸せを感じる。

「あ~幸せだねわたしゃ。たまんないね~」

そんな心境です。

 

それではまた。