シワやシミに愛おしさを感じる

私が子どもの頃は、

美容整形と言えばものすごく特別な事でした。

ところが最近はメイクのようにだんだんと

気軽なものになってきた感じがしています。

 

例えばシワやシミ、年齢を重ねた肌が、

なぜか「悪」のような世の中の風潮ですが、

私の基本的な考えは全く逆です。

経験や月日を重ねて生きてきた証が、

その肌や顔つきなどに表れるから美しい。

 

「ちゃんとお手入れしてきた綺麗な肌」

それはもちろん、素敵なことでもありますが、

そんなことに構っていられないくらい

苦労が多く多忙だった人だとしても、

私はその歴史に、人としての愛おしさを感じます。

 

私は女性のスッピン、素顔が好きです。

特に40代50代以降の女性のです。

生き様が表れている素顔が特に好きです。

 

そこには、その人の人生の歴史が刻まれていて、

シミやシワが多くても、乾燥気味だったとしても、

懸命に生きた証が必ず見えるからです。

 

若さやキレイを求める男女は多いですが、

私は「老い」にこそ美しさを感じ、

とても魅力的に映ります。

 

異常なほどに「老い」を恐れ、

必死で若くいようとする人を見ると、

この世の中のおかしさを感じずにはいられません。

そのまま、その年齢ならではの容姿こそが、

美しいのに...

そう感じるのです。

 

なぜ、シミやシワを美しいと思わない世の中なのか。

時々すごく疑問に感じます。

 

年代物の骨董品が貴重なように、

人も「年代物」こそ価値がある。

私はそう思うのにな...

 

独り言でした。

 

それではまた。

 

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おひとり様で楽しめる趣味を見つけたい

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私はひとりで過ごすことが下手なんだ。

そう感じた週末。

 

子どもと生活しているくせに、

子どもが苦手(聴覚過敏で特に声がダメ)な私は、

週末24時間子どもと過ごすことはストレスの原因に

なってしまうという、悲しい事実。

 

小学生になり、保育園より平日早く帰ってきて、

平日も子どもと一緒の時間が増えたことにより、

週末も朝早くから子どもの賑やかな声を聞くことは

大きなストレスとなってしまっていました。

 

かといって、子どもはまだ小さく、

大人が一緒じゃないとダメな歳。

何事も大人と一緒に遊びたい年頃でもあります。

パートナーは特に週末になると子ども中心の生活。

(平日もやはり子育て中心の生活になっていますが)

私も必然的に同じ時間を今までは過ごしていましたが、

どうしても息苦しくなってしまいました。

 

静かに落ち着きたい。

ひとりになりたい。

そう強く思った週末。

 

「よし、今日はひとりで好きなことをしよう!」

そう思い立ったのですが、

何をしようか、ズルズルと結局決まらずに、

部屋に籠もりながら悶々と時間を過ごしていました。

 

平日の昼間、リタイアした私は時間があります。

パートナーと子どもを送り出し、

一通り家事をやってから子どもが帰宅するまでの数時間、

私は毎日のようにひとり時間を過ごしているのですが、

ブログや読書であっという間に時間は消えます。

 

でもそれは、静かな部屋にひとりだから可能であり、

週末はとにかく子どもの声やオモチャの音で賑やか。

ゆっくりブログや読書という気持ちになれない。

だったら外出・・・

で、私は何がしたいのかわからなくなってしまった。

なんだか、よくわからない苦しみでした。

 

週末はどこでも人が多い。

それも外出する気になれない原因のひとつです。

 

そしてもうひとつ。

一人より、誰かと一緒の方が楽しい。

そう感じる外出先しか思いつかなかったのです。

 

一人で熱中できる趣味って何だろう?

そう考えたときに何も今の自分にはなく、

なんだか思考の渦に巻き込まれてしまいました。

 

そして自分自身を見つめていると、ふと思いました。

「心の底からひとりになりたいと思うなら、

ひとりでやりたいことは必ずあるはずじゃ?」

 

でも、私の現実は、

「無理矢理にでもひとりで楽しめる何か」

を探している感覚。

 

あぁ。私は本当は誰かと一緒がいいんだ。

 

誤解を恐れずに本心を言うならば、

いわゆるステップファミリーによくある、

「疎外感」を感じている自分に気付いたのです。

 

パートナーと息子は実の親子で、

お互いを必要とし、なくてはならない存在同士。

でもしょせん私は赤の他人。ただの同居人。

 

リビングから聞こえる親子の仲が良い雰囲気は、

私に疎外感や孤独感を嫌でも感じさせ、

そこから逃げたい自分がいた。

 

結局は、そういうことでした。

 

でもこれは受け入れるしかありません。

この関係や環境を選んだのは私です。

 

だからです。

おひとり様でも夢中になれる趣味が欲しい。

そう切望してしまう。

 

そんなことをグルグル考えていたら、

あっという間に夕食を準備する時間になってしまった。

なんとも冴えない週末になってしまいました。

 

それではまた。

 

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女性リタイア民は投資していない人も意外と多い

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アーリーリタイアやFIREという

生き方を知ったばかりの人にとって

「投資」は必須と思うこともあるでしょう。

 

ここ数年で出版されたFIRE関連本には

もちろん、もれなく投資について書いてありますし、

ここ数年株式が好調だったので、

それはある意味必然の方程式だったかもしれません。

 

ところが私の意外と身近にいるリタイア民、

そしてネット上で知る限りのリタイア民、

その女性の半数程は、実は投資をしていないという事実。

性別で比較することはあまり好きではありませんが、

やはり女性は慎重で倹約が得意な人が多いと感じます。

 

私の身近で知る範囲にはなりますが、

女性リタイア民は2つのパターンがあります。

 

1.40~50代まで夫婦共働きでしっかり稼いで貯めた人

2.おひとり様で倹約が得意で自分軸がある人

 

共働きでしっかり稼いだ人は1億前後の資産を築き、

夫婦揃ってアーリーリタイアした人。

奥さんが慎重派、

もしくは若い頃に投資で失敗し慎重になり、

資産はほぼ現金のみ。

 

おひとり様の女性は若い頃から自分軸があり、

あまり流行に惑わされずコツコツ努力できた人。

倹約しながらもシンプルで豊かな生活を送っていて、

資産は2~3千万程度(ほぼ現金)だけれど、

いざとなればパートに出るつもりでリタイアした人。

 

節税の為にiDeCoやNISA程度の投資は

していることもありますが、

配当収益をあてにしていない点では共通しており、

俗に言う「FIRE」とは少し違います。

 

確かにインフレなどを考えると、

投資ナシはリスクも伴います。

でも、このタイプは現金が不足すれば、

ちょっと働いたり倹約に努めることを厭わず、

臨機応変に考えている場合が多く、

必要以上に心配をしていない。

そして「投資は苦手」と思っていることが多いです。

 

でも、そもそも投資もせずに

1億だの、おひとり様で2~3千万だの、無理。

そう思うかもしれません。

 

確かにこのハードルはちょっと高いかもしれません。

 

でも、稼ぐ力を身につけたり、

逆に倹約がとても上手になれば、

20~30年で誰でも達成可能でもあります。

 

問題は20~30年続けられない人がほとんど。

 

もうこれはマインドの問題になりますが、

自分にとっての「幸せ」とは何かが、

しっかり見えていることがポイントとなります。

 

本当に豊かな人とは、物の多さやお金の多さでなく、

「私は不足している」と思わない人だと思います。

どんな状況でも、幸せで恵まれていると感じる人は、

周りと比較もしないので、

お金を使うことで「豊かさ」を得ようとは思いません。

常に満たされているので、

そこに価値を置かないのだと思います。

 

私の周りにはそんなリタイア女性が意外といます。

 

「リタイアするには投資しなきゃいけないんだ」

そう思いがちな情報ばかりではありますが、

「実はそんなことないよ。」

と、コソッと心の中で思う女性リタイア民が、

世の中には意外と多い。

 

それが私の実感です。

 

それではまた。

 

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リタイアしたらいつか犬を飼いたいと思っていたのですが

私は自他共に認める動物好き。

子どもの頃から実家にはずっと猫(雑種の保護猫)もいて、

犬も子どもの頃に飼っていました。

 

「いつかリタイアしたら心おきなくペットと共に」

そう、漠然とずっと前からの想いがあり、

特に犬に関しては時間がないと遊んであげられないので、

リタイアしたら、犬を飼っても散歩もいっぱいしてあげられる。

だから家族が必要な保護犬を迎えたい。

そう思っていたのです。

 

私の人生、これからもずっと動物と一緒に。

当たり前のように疑わなかったのですが...

 

実は昨年、愛猫(17歳)を看取りました。

そして金魚(15歳)も見送りました。

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子ども時代にペット見送った経験はありましたが、

もちろん、とても悲しくいっぱい泣きましたが、

今、この年齢になってから見送るのは、

子ども時代より、もっともっと苦しく悲しかったのです。

 

金魚は寿命だったとは思いますが、

もう手の施しようがなく、

泳げなくなる姿をただ見守るしかなかった。

 

愛猫も腎不全でもうどうしようもなく、

ただ可能な限り苦しまないようにしてあげるしかなく、

実家にずっと泊まり込み、

最期の瞬間までずっと身体をさすってあげていました。

 

お別れする日がくることはわかっていましたが、

どちらも本当に悲しく、

特に愛猫を見送ってからは、

今後動物と一緒に暮らすことを躊躇する気持ちが出てきて、

動物に囲まれて生活したいという子どもの頃からの夢が、

急に「私には無理かも」と思ったのです。

 

そうは言っても街中で子猫を見つけてしまったら、

保護せずにはいられないかもしれません。

 

動物と共に過ごすということは、

言葉では表現できない幸せをたくさんもらえます。

 

でも、今は...

またあの悲しみを経験するのが怖いのです。

自分でも、こんな感情になるとは思っていませんでした。

 

いつか犬と一緒に散歩して、いっぱい戯れよう。

猫と日向ぼっこして、お昼寝しよう。

漠然と描いていたリタイア後の動物との共同生活。

 

そうなると疑わなかった数年前の私でしたが、

今はどうしても勇気が出てきません。

 

ですが、やはり動物は好きでたまりません。

今は近所のワンコを見て話しかけたり、

可愛いニャンコ動画を見て癒やされたり、

そうやって動物から幸せをもらっています。

 

それではまた。

 

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夫婦喧嘩は犬も食わぬ

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私とパートナーは法律上の夫婦ではありませんが

犬も食わぬケンカを久々にしてしまいました。

 

そもそも、最も大きな原因というのが、

私の心の不安定さや、今の心労からくるもの。

 

hikarupika.hatenablog.com

「息子のお迎え」という私にとっての大偉業を、

ここ連日、なんとか続けているからこそ、

今の私は若干?かなり?ナイーブな状態。

 

そして事件は起きる。

パートナーとの何気ない話から、

近所のママさん達の会話に触れた時、

何となくパートナーの顔が曇ったように私は感じたのです。

 

「何でそんな顔するの?」

私がキツイ言い方をしたことから勃発しました。

 

『え?何もしてないけど?』

「いや、なんか変な顔した!」

『してないよ!?』

 

これこそ犬も食わぬ「した!してない!」の言い争いが始まり、

『あぁ~もう!こんな気持ちで出掛けたくないのに!』

と投げ捨てたようにパートナーに言われたことで、

「何その言い方!私だけが悪者扱いじゃん!」

と食い下がらない私。

 

でもこのままではヒートアップするだけだと思い、

自分の感じた気持ちを伝えることにしてみました。

(実際は相当感情的に言ってます)

 

「私にとって、変な顔したかどうかは重要じゃないの。

もし変な顔してないことが事実だとしたら、

変な顔したように見える私の心の不安定さに、

なんで気付いてくれないの?

”どうしてそう感じるのかな?”って考えてくれないの?

ママさん達にどう思われているか、すごく不安なのに、

だから毎日こんな気持ちになって苦しいのに、

なんで、私の不安や頑張りに目を向けてくれないの?

変な顔してない。自分は間違ってない。

それを主張することが、そんなに大切?」

 

察するのは無理なことは百も承知です。

すごいわがままなことを言っていることも、

私の心の状態が、今私をこうさせていることも。

 

でも、訴えずにはいられませんでした。

子供じみた真似をしていると思うけど、

ここで我慢しても、ストレスがたまるだけ。

なりふり構わず、駄々っ子のようになってしまいました。

 

『ごめん。気付かなくてごめん。』

ビックリするくらい早く、

パートナーはちゃんと話を聞いてくれました。

(ケンカを終わらせて早く外出したかっただけかも?笑)

 

何歳になろうとも、

情けないかな、親しい間柄では甘えがでてしまう。

時にわがまま放題に感情を出してしまう。

 

結局は、ストレスに気付いて欲しくて、

ただ「頑張ってくれてありがとう」と、

言ってもらいたかったことが大きな理由なんて、

恥ずかしくてここでしか言えません。笑

 

息子のお迎えは今週いっぱい続きます。

こんな情けないケンカはこれが最後だといいですが。

成長できるかな。私。

 

それではまた。

 

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