女性リタイア民は投資していない人も意外と多い
アーリーリタイアやFIREという
生き方を知ったばかりの人にとって
「投資」は必須と思うこともあるでしょう。
ここ数年で出版されたFIRE関連本には
もちろん、もれなく投資について書いてありますし、
ここ数年株式が好調だったので、
それはある意味必然の方程式だったかもしれません。
ところが私の意外と身近にいるリタイア民、
そしてネット上で知る限りのリタイア民、
その女性の半数程は、実は投資をしていないという事実。
性別で比較することはあまり好きではありませんが、
やはり女性は慎重で倹約が得意な人が多いと感じます。
私の身近で知る範囲にはなりますが、
女性リタイア民は2つのパターンがあります。
1.40~50代まで夫婦共働きでしっかり稼いで貯めた人
2.おひとり様で倹約が得意で自分軸がある人
共働きでしっかり稼いだ人は1億前後の資産を築き、
夫婦揃ってアーリーリタイアした人。
奥さんが慎重派、
もしくは若い頃に投資で失敗し慎重になり、
資産はほぼ現金のみ。
おひとり様の女性は若い頃から自分軸があり、
あまり流行に惑わされずコツコツ努力できた人。
倹約しながらもシンプルで豊かな生活を送っていて、
資産は2~3千万程度(ほぼ現金)だけれど、
いざとなればパートに出るつもりでリタイアした人。
節税の為にiDeCoやNISA程度の投資は
していることもありますが、
配当収益をあてにしていない点では共通しており、
俗に言う「FIRE」とは少し違います。
確かにインフレなどを考えると、
投資ナシはリスクも伴います。
でも、このタイプは現金が不足すれば、
ちょっと働いたり倹約に努めることを厭わず、
臨機応変に考えている場合が多く、
必要以上に心配をしていない。
そして「投資は苦手」と思っていることが多いです。
でも、そもそも投資もせずに
1億だの、おひとり様で2~3千万だの、無理。
そう思うかもしれません。
確かにこのハードルはちょっと高いかもしれません。
でも、稼ぐ力を身につけたり、
逆に倹約がとても上手になれば、
20~30年で誰でも達成可能でもあります。
問題は20~30年続けられない人がほとんど。
もうこれはマインドの問題になりますが、
自分にとっての「幸せ」とは何かが、
しっかり見えていることがポイントとなります。
本当に豊かな人とは、物の多さやお金の多さでなく、
「私は不足している」と思わない人だと思います。
どんな状況でも、幸せで恵まれていると感じる人は、
周りと比較もしないので、
お金を使うことで「豊かさ」を得ようとは思いません。
常に満たされているので、
そこに価値を置かないのだと思います。
私の周りにはそんなリタイア女性が意外といます。
「リタイアするには投資しなきゃいけないんだ」
そう思いがちな情報ばかりではありますが、
「実はそんなことないよ。」
と、コソッと心の中で思う女性リタイア民が、
世の中には意外と多い。
それが私の実感です。
それではまた。
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