久々の「自閉スペクトラム症」大発揮でポンコツになる

仕事を辞めてからストレスフリーの生活をしていると、

自分が「自閉スペクトラム症」だと忘れてしまいます。

 

昼間は独りで黙々と好きなことして日常を送り、

接する人はパートナーや身内、限られた友人のみ。

 

社交性を必要とされる場面が皆無だからです。

 

そんな平穏な毎日を送っていた私に、

突然の波風?嵐?がやってきました。

昨夜と今日のお話です。

 

パートナーの息子が昨日晴れて小学1年生となり、

入学式やあらゆることは、パートナーが担当ですが、

なんと!入学から給食が始まるまでの数日、

下校時に学校近くまでお迎えに行く必要があると。

その時間、パートナーは授業があり、

欠席すると単位に大きく影響があり(資格取得に関わる)

これは可能な限り休まないほうがいい授業。

 

お迎えに行けるのは当然私だけ。

たかがお迎え。されどお迎え。

 

子どもが早く帰ってくることで

独り時間が減りストレスが増えるのは覚悟していました。

でもパートナーの可愛い息子です。

子どもは苦手でも、愛情はあるのでまぁそれは何とかなる。

 

しかし、このお迎え。これは想定外。

同じ通学団の新1年生が3名おりまして、

そのママさんとどうしても接触しなければいけない。

つまり見知らぬ人と「会話」しなきゃいけないんです。

息子のために、愛想よくしてあげたい。

ただでさえ変わった家族構成なのだから、

いじめの対象に絶対にならないように守ってあげたい。

 

考えれば考えるほどプレッシャー。

そして「ボンっ」

はい、爆発しました。

 

急に病んだ人。(笑って下さい)

暗い部屋に閉じこもりうつむき黙り込む。

家事も何もできなくなる。

いや、だいぶ病んだ人。ポンコツ

パートナーが心配して話しかけてきても

無言のまま何も返答することもできない。

 

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猫になりたい。(私はかなりの猫好きです)

猫のように1人で自由気ままに寝ていたい。

あぁなんで私は人間なんだ。

猫なら子どものお迎えなんて必要ないのに。

そんな思考に陥っていると

 

「学校早退してくるよ」

見るに見かねたパートナーが優しく声を掛けてくれる。

でも、優しくされればされるほど、

「そんなこともできない、ダメな自分」

が益々強調されてきて、またドーンと落ちる。

そして一晩ほぼ眠れずに朝を迎えました。

 

やっぱりパートナーには学業を頑張って欲しい。

今日一日、初日を頑張れば、あとは楽になる。

そう自分に言い聞かせ、

「私頑張るから、学校早退しなくていいから」

そう言うものの、不安で身体は膠着状態だし、

そのせいで腰痛まで引き起こす始末。

 

たった少しご近所さんとお話するだけのこと。

挨拶して、通学路を一緒に歩くだけのこと。

たったこれだけのこと。

 

それをやるために、

私は「ウンウーン」と何時間もうなされる。

 

こりゃダメだ。相当なポンコツだ。

自分でも確かにそう認識しました。

 

初登校の今朝、

パートナーが集合場所まで息子と一緒に行き、

その「ママさん」達に愛想良く挨拶をしている様子を、

アパートの4階のカーテンの隙間からのぞき見する私。

(そうとう怪しい人。笑)

 

新1年生であろう子のママさん達を、

遠目でしっかりと認識し、

戻ってきたパートナーに印象を聞く。

 

「大丈夫、2人とも気さくな人だから。心配ないよ。」

そう、慰めてもらいながら、

パートナーは心配そうに私を置いて学校へ行きました。

 

そしていよいよ、その時間。

というか1年生の初めはビックリするくらい早く帰ってくる。

 

またアパートのカーテンの隙間からママさん行動チェック。

こういう時4階だと見晴らしが良くてありがたい。

遠目で認識したママさんたちが家を出るのを確認し、

私も慌てて家を出る。

 

私の作戦は背後50mくらいを追って歩く。

後ろを振り返られても、何か思われないように、

さりげなく車や電柱の陰で見えないように...

前を歩いたり、近づくと、

危うく話しかけられたら困るから。

ドキドキしながら手に汗握りながら背後を追う私。

 

すると通学路の途中の踏切が鳴ってる!

ちょうど曲がり角があって、少し見失ったところ...

「あーーーヤバイ!止まってる!」

どうするワタシ。その距離およそ20m、ピンチ!

とりあえず、相手は私を認識していない。

私も相手を知らない(ことになっている)

まずは「散歩してる近所の人」風に装ってみる。

今話しかけられたらえらいこっちゃ。

あぁ腰もじわじわ痛くなる。

 

踏切の難関を突破し、

散歩してる風にのんびりまた背後を歩き始める。

もうすぐ小学校だ。やっとだ。

 

そして子ども達が校門から出てくるのが見えた。

もう赤の他人を装えない。

どうするワタシーーーー!

 

とまあ、1人で冷汗かきまくり、

心臓が喉から出てくる緊張感でした。

一応社会人をしていたので、

普通に何事もなく愛想良く挨拶する術だけは持ってます。

(その為に昨夜からポンコツだったのはここだけの話)

私の誤解がなければ、

それとなく大きな問題なく会話できたいと思います。

 

しかしこの件で、

久々の「自閉スペクトラム症」大発揮に驚きました。

自閉スペクトラム症の全ての人が同じ症状ではないです※

 

全ての見知らぬ人がダメではないのです。

医師とか、お店の人とか、

生きていれば初対面の人は必ずいますが、

無愛想かもしれませんが、大丈夫なときもある。

自分でもワケワカメです。

急に「猫になりたい」思考になってしまったのです。

なぜ人間なのだ。と恨んだのです。

 

ちなみに、発表会や結婚式などのイベントは、

不参加か体調不良のドタキャンになる確率99%

ドタキャンした後は、いろんな意味で凹み、

数日「ひきこもり猫」になります。笑

 

あぁ猫になりたい.....(今も思う)

 

激動の一日が無事終わりました。

なんとか人間でいられました。

 

今日を乗り切ったので、あとはきっと大丈夫。

月曜日からまだ続く数日のお迎えは、

時間ギリギリにお迎えに行きます。

(顔バレしたので極力話しかけられたくない。笑)

 

長いポンコツ話、最後まで読んでいただき感謝です。

 

それではまた。

 

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