大人の発達障害だからアーリーリタイア

今更ですが、ブログタイトルを変更しました。

 

変更した理由は、「リタイア生活をめざす」生活は終わり、

アーリーリタイアを実現できたこと。

そして大人の発達障害は意外と身近だからこそ。

突然の変更に戸惑われ方がいたら、ごめんなさい。

 

大人の発達障害と書きましたが、

厳密に言うと発達障害に大人も子供も関係ありません。

これは生まれつきの脳の特徴、個性とも言え、

私も生まれ持ったものです。

ただ、発覚が大人になってから、しかも微妙にグレーゾーン。

 

そんな私が発達障害を発見できたキッカケは、パートナーでした。

パートナーがたまたま発達障害関係の仕事に携わったことがあり、

知識として一般の人より多く持っていました。

またパートナーの子どもが、保育園で発達障害を指摘された経験があり、

発達障害が特別な事でなく身近に存在するものと、とらえていたから。

 

そんなパートナーと一緒に暮らすようになり、

些細なこと、日々の積み重ね、私のつまづき、etc...

「この人はもしかして発達障害じゃないか?」と、

疑問に思ってくれたことが発覚のキッカケでした。

そして晩酌の時間に冗談半分で「発達障害かもよ?」と言われ、

「うっそだー」と言いながら図書館で調べた私。

それが見事に、ASDの特徴に当てはまったのでした。

 

知的障害がなかったので、39年間自分自身も、

そして今まで周りにいた人誰一人として気付きませんでした。

ちょっと風変わりで、突拍子もないことをする。

でも、ある部分の能力はずば抜けている。

集中力が半端なく、頭が良い。

変な所はあるけれどそれは個性。長所を活かせば問題ない。

そんな感じで、自分も周りも思っていたので、

まさかこの特徴が発達障害とは想像もしてなかったのです。

 

私はASD自閉スペクトラム症)と診断されました。

これは恐らく発達障害専門の先生じゃないとわからなかったと思います。

そして注意欠陥があり、少しADHDも合わさっています。

 

そんな私がアーリーリタイアできたのは運の良さと必然。

 

まず、早くから投資の世界に興味を持ったこと。

ASDの強みを運良く発揮でき、

コツコツと諦めず積み重ねてきました。

資産が増えていくことが、楽しくてしかたなかったのです。

 

また読書も大好きでした。これもASDのおかげ。

私はコミュニケーションが基本的には苦手です。

友人は少なく、ひとり好き。ただ、知識欲は旺盛。

なので必然と読書を好むようになり、

20代前半は自己啓発や投資本ばかり読みあさりました。

そこで資産形成の重要さを知ることができたのです。

 

そして39歳で発達障害が発覚。

「そうか、だから会社員が向いていないんだ!」

明確にそう思えました。だってコミュニケーションが苦手なんですもん。

飲み会大嫌いだし、同僚とは一切プライベートで関わらないタイプ。

自分の興味あることにしか、興味を持てないのです。

仕事内容は数字に関係する得意分野ではありましたが、

管理職になり、マネジメントが嫌い、できない自分に気付きました。

マネジメントと言うより、人との交流が苦手で、

管理職であるマネジメントに必須なコミュニケーションがダメ。

こりゃ、アウト!

そう思いました。笑

 

だからです。

個人資産がある程度貯まり、今が辞めどきかもしれない。

そう思い、40歳でセミリタイア生活に突入。

セミリタイアと言うのは、働くかもしれない可能性があるからです。

ゆるく、貯金が減るようなことがあればバイトでもしようかな。

そう思っているからです。

 

私のような発達障害の特性を持つ人は、

流れ作業的な、黙々と固定作業をする仕事が向いています。

そうすると、アルバイトが多いのが現実。

でも、ある程度資産があれば、資産も働いてくれるので、

ゆるくバイトするくらいで生活できちゃう。

そう思ったので、アーリーリタイアに踏み切りました。

 

まだセミリタイア生活は始まったばかり。

資産がどう推移していくか、未知な状況です。

が、とりあえず、しばらく頑張って会社員をしていたので、

当面の間はせっかく得た自由を満喫しようと思っています。

 

資産は心の安定剤。

発達障害がわかったことで、私の人生は良い方向へ変わりました。

自分を知って自分を受け入れ、自分らしく生きようと思えた。

それも、やっぱりコツコツ積み重ねた資産のおかげでそう思える。

 

何歳からでも遅くない。

発達障害の傾向があり、社会生活がつらいと感じるなら、

焦らずコツコツ資産形成です。必ずその資産が自分を助けてくれます。

 

それではまた。