セミリタイア生活で海外移住も将来的にはあり?
留学時代に知り合った日本人夫婦(当時40代後半)がいました。
そのご夫婦は、旦那さんが30代までにある程度の資産を築き、
40代に入ってからはパソコンでお小遣い稼ぎをしながら、
マレーシア、シンガポール、台湾、タイetc...
2~3年サイクルでアジア各国を移住されていました。
当時30代前半だった私は、そのご夫婦がとても興味深く、
どうしてそんな人生を歩めているのか、
無礼ながらお茶にお誘いし、いろいろ教えていただいた経験があります。
他にも留学生活ではいろんな国の多種多様の人と出会い、
自転車と最低限の荷物で各国を渡り歩くスイス人や、
最低限だけ働いて自由を満喫しながら移住生活を送るカナダ人、
などなど面白い人たちと、沢山友達になることができました。
私自身、留学生活では某アジアで約7年暮らした経験があります。
物価は日本より安く、その国の人たちは日本人ほど勤労でもなく、
でもとても幸せそうに暮らしていました。
その国で働くことも一時は考えましたが、
やはり日本が恋しくなり私は日本に帰国することを選んだのですが、
この経験から、海外生活は私にとって身近なものとなりました。
当時(今から約10年前)は、日本は今よりアジアの中で経済が強く、
日本円もとても強く(為替は80円台)、海外生活は本当に快適でした。
「快適」というのは、5万円もあればそれなりに暮らせるという意味で。
10万円もあれば贅沢だってできるレベルだったのです。
実際、私は家賃も含め毎月3万円台で生活していました。
(返済不要の奨学金で生活し資産には手をつけたくなかったので)
今より生活レベルは低く、貧乏学生を敢えて好んで生活していましたが、
この国では10万円で裕福な生活ができることを知ったのです。
残念ながら今はコロナで海外に自由に行き来できなくなってしまい、
毎年行っていたこの国にも私はもう3年行っていません。
また、今後海外生活が昔のようにできなくなる可能性はありますが、
それでも、「何かあれば海外でもいいや」と思っている自分がいます。
語学は私にはもう問題にならず、
(英語と中国語ができれば、意外とどこの国でも問題ないです)
違う文化の中で生活することも、慣れたものです。
アジア圏なら、知り合いもほぼ全部の国にいますし、
まだまだ日本より物価が安い国はたくさんあります。
今はパートナーの子どもがまだ小さく、
あの日本人夫婦のように数年サイクルで各国移住は非現実的ですが、
子どもがある程度大きくなれば、住む場所ももっと自由になる気がします。
実際に実行に移すかどうかは別としても、
選択肢が多様という意味で、海外でも全然オッケーと思えるのは、
精神的にも強いと感じます。
日本国内で移住もあるかもしれない。
もしかしたら海外移住もあるかもしれない。
この土地が嫌になればどこにでも行ける。
何かあれば物価の安い国で暮らそう。
どんな選択肢でもアリです。本当に自由です。
いろんな意味で身軽であるって、本当に自由で楽です。
だから私は現時点でマイホームは不要です。
住む場所の自由があるって最高!
それではまた。
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