障害者手帳を取得するか否か
今日は自閉スペクトラム症の診断をしてくれた精神科の通院日でした。
医師から「自閉スペクトラム症でも障害者手帳を取得できますが、
取得したいですか?もちろん申請しないとわかりませんが、
精神障害者福祉手帳3級は取得できるかもしれません」
とのお話がありました。
発達障害の診断を受けた方は、悩まれる人も多いのじゃないでしょうか。
普段の生活にとても苦労しており、手帳を取得することによって、
様々な支援や援助を受けられるメリットを大いに活用したい場合、
もちろん、障害者手帳の取得は必須になると思います。
例えば就労支援などの、市町村が行う障害福祉サービスとか。
けれど私の場合、普通に一般就労できていますし、
確かに自閉スペクトラム症であるが為に様々な困難も支障もありますが、
障害福祉サービスを受けるための受給者証が必要な程ではありません。
メリットと言えば、
「所得税控除」これに尽きるでしょう。
一般障害者になった場合、所得から27万円控除されます。
しかしです。
今年までであれば大いにメリットがあったこの障害者控除ですが、
会社を退職する予定ですし、パート等何かで収入を得るとしても、
おそらく年収にして多くても100万前後になると思うのです。
ぶっちゃけiDeCoすらも所得控除の恩恵を受けられないくらいです。
それなのに更に障害者控除があっても...
正社員でどこかで働くつもりは、今はもう全くなくなってしまったので、
手帳の取得はする必要ないかな~と思っています。
手帳取得するにも、医師の診断書に相当お金がかかるようですし、
2年に1度の更新で、毎回診断書が必要とのこと。
診断書代だけ出して他に特に大きなメリットなければ、
私の場合はやはり障害者手帳は不要かな。
公共施設など、割引で利用できたりもするみたいですけど、
そもそも割引がある公共施設を利用する機会も少なく、
やはり診断書代をペイできるほど、メリットがあるとは思えません。
再就職するようなことが万一あった場合、
一般就労が無理そうなら障害者雇用枠を利用するという方法もあり、
そんなときは手帳の取得も前向きに考えてもいいかもしれませんね。
まぁ39年間、周りも自分すらも、障害に全く気付かなかったわけで、
普段も意識することはほとんどないですし、
とりあえず、今までと変わらず生きていこうと思っています。
それではまた。