なぜ40歳で4,000万の資産を築けたのか

実は自分でも不思議です。

私は大手企業で働く有能な人間でもなく、

自営業や得意な事で高収入を得てるわけでもなく、

どちらかというと、普通の人より普通のことができなくて、

発達障害の診断を受けるまで常に仕事が続かない事に対し

自己嫌悪などと戦い続けてきたような未婚女性なわけです。

 

でもこれだけの資産を築けたのには絶対に何か理由があり、

もちろん、自分だけの力で成し遂げられたわけでもないと思い、

少しだけ整理してみました。

 

まず大前提としてファッションやブランドに興味がなく

普段からお金を使うことが他の人に比べかなり少ない。

これは間違いないです。

メイクもしません。基礎化粧品すら不要。冬はホホバオイルをつける程度。

服もユニクロでも高いと感じます。

実際、身内のお下がりの服をもらうことが多く、自分ではほぼ買いません。

靴は一足しか持っていません。それを1~2年で履きつぶし次を買います。

カバンも数千円の1つのみ。破れたら次のを買います。

TPOに合わない場合は、親族の誰かにカバンを借りれば済む話です。

友人はほぼ外国人だけですので冠婚葬祭等の費用は一切かかりません。

交際費というのは、私にとってはほぼ無縁です。

会社の飲み会もいつも断り、お酒もほとんど飲みませんし、

旅行も「湯快リゾート」みたいなところで大満足しています。

※親戚が連れてってくれる高級ホテルは別です。

基本、生活にお金がかからないのです。

 

次に、子どもの頃から資産運用する大人がたくさん周りにいたこと。

株や金投資、不動産投資や自営業での事業投資など、

お金に働いてもらうという考え方を、肌感覚で学ぶ機会が多かったです。

その為私自身も20歳前から投資をスタートさせましたし、

株や金現物などで、それなりに利益も出ています。

もちろん、源泉徴収でしっかり利益に対し税金は納めています。

 

次に、父親を早くに亡くし多額ではないけれど保険金を受け取ったこと。

私の父は私が学生時代に他界しました。

事業での借金等もあったため、その返済もあり、

また兄弟もいるため、受け取った保険金は数百万。

それでも、私はそのお金をすぐ資産運用し、今では倍以上に増えました。

 

最後に、前にも書いたこの記事内容です。

 

hikarupika.hatenablog.com

 

今月だけでも、私は相当数の頼まれごとをされています。

冷蔵庫の買い換え(ネット注文)、

アパート経営する親族から頼まれたインターホンをいろいろ調べ、

業者の見積もりが妥当かどうかなどの判断、

日用品の買い物、病院への送り迎え、

(自分の買い物や通院のついででもある)

中国語の翻訳、中国人とのSNSやりとり、入手困難な書籍の注文etc...

 

これ、私の親からの頼まれごとではないです。

伯母やいとこ等の親族からの頼まれごとです。

でも、この頼まれごとを喜んでやっていると、

野菜や果物、自分には合わないシャンプーだからと日用品をもらい、

今月自分達用の買い物の必要がほぼなかったです。

きっとそれだけでも3万前後が浮いていると思われます。

 

休職中ですので、もちろん体調が良いときに無理のない範囲でしか

今は動けないのですが、そんな今月でさえ、これです。

 

こうして自分のお金を使う機会が本当に少なく、

給料のほとんどを貯金できてしまう月だってあるくらい、

今まで身内の頼まれごとで物々交換をする感覚でお金を使わない生活を

実現できているのです。

これが既に約20年続いていると考えると、

きっとこの頼まれごと威力はすさまじい。

実際お金でもらってないので、金額では計算はできないのですが、

野菜やお米や日用品や服をもらえ、自分で買う必要がほとんどないのです。

とにかく、もらい物が多い。

そしてうまい具合に、欲しい物が欲しい時にもらえる。

それが大きな理由かもしれません。

 

ただし、これにはまず先に「与える」ことです。

喜んでもらえること、頼まれたことを喜んでやる。

私のような電話一本でいろいろ解決してくれる便利屋は

身内にとってはある意味ありがたい存在なのでしょう。

 

携帯が壊れる頃には、誰かが買い換える中古の携帯をくれるかもしれないし、

「不用品処分係」を喜んでやっていると、その中に宝物があったりもします。

 

ですから、私の場合、

自分の高収入で資産を築かれた一般のFIREを目指す方とはちょっと違い、

質素な生活と、周りの人からの恵まれ品で、ここまでこれた感じですね。

あまり参考にはならないと思いますが、

「高収入でもないのになぜだ?」と思われる方への、

疑問に対する回答にはなっているかと思います。

 

仕事を辞めれば収入はなくなるので、給与を貯金ということはなくなります。

ですからこれからは運用利益だけで、資産が増えていくかどうか。

そこがポイントになりそうですね。

 

それではまた。