映画「老後の資金がありません」を観に行ってきました
好きな女優は何人かいますが、
特に好きな女優さんは誰ですか?と言われると、
「天海祐希さん」
「石田ゆり子さん」
このお二人です。
好きな理由は今日は語らないとしまして...
その天海祐希さん主演の最新映画「老後の資金がありません」を
今日午前中に一人で観に行ってきました。
映画館ホールの約半数くらい客席は埋まっていましたが、
私が見る限り95%は定年退職されたような年齢層の方でした。
さて、内容についてはネタバレのことも少し触れてしまうかもしれないので、
これから観に行く予定の人は、読まない方がいいかもしれません。
あの華やかでオーラのある天海祐希さんが、
今回はどこにでもいる普通の「主婦」を演じています。
そして子どもや義理の両親にかかるお金に悩み、
パートも契約を切られ、旦那の会社は倒産し、
貯金が限りなく少なくなってしまう。
しかし、いろんな出来事を経て、感動を味わい、
最後は夫婦仲良く自分達らしく老後を見据え生きる内容です。
現実はわかりませんが、50代で貯金が1千万ない家庭は、
意外と多いのではないのでしょうか。
そしてまだ住宅ローンの返済が残っており、子どもの学費もかかる。
本当に多くの一般家庭像をコメディーで描く物語。
見ていると、「あぁなんでこんなにお金がないの?」と、
貯められてる自分は不思議に思ってしまう事もあるわけですが、
お金がないのに、義父の葬儀を見栄で盛大にしてしまったり、
浪費家の義母に毎月仕送りをし、その件について無頓着な旦那さん。
映画の中で天海祐希さんが何度か怒りを爆発させるのですが、
そりゃ私も同じ立場なら怒り爆発だわ!と思いました。
ただ救いだったのは、なんだかんだ夫婦仲は良さそうで、
結局、夫婦仲、家族関係がうまくいっているということが、
人生を豊かに送る大きな条件だと感じました。
実際私もそうだと思います。
4~5千万円の金融資産があっても、
パートナーや子どもがいなければ、
「このお金何に使おうかな」って悩んでしまうだろうし、
愛するパートナーがいるから、毎日が充実しています。
あ、これはあくまでも私の例です。
シングルの方が幸せな場合だってあるし、
夫婦円満じゃなくても、友人関係に恵まれていたり、
「幸せ」の定義は人それぞれですので...
ただ、私の場合は「愛」がない人生は寂しいと感じてしまう。
それだけのこと。
職場の上司や同僚でも、住宅ローンはあるのが当たり前でしたし、
おそらく99%の社員は生活費やローンや老後資金のために働き、
「給料がなくてもこの仕事が好きだから続けます」
なんて言う人はいないと思います。
金融資産があるということは、その選択の自由があるということです。
働いても、働かなくても、
正社員でも、パートでも、自営業でも、
自分が楽しく好きな道を自由に選択できる。
これが金融資産がある人とない人の大きな違い。
私は...
「専業ヒモ職」とでも名乗って生きていこうかな。笑
実際、大きなお金は全て私が管理し、運用しているわけですが、
日用品の買い物は、パートナーの給料で賄っていく。
私は日々、自分の好きなように過ごし、家事はこなし、
雇用されて給料をもらうのはパートナーのみ。
そうすればパートナーも私に引け目を感じる必要もなく、
お互い持ちつ持たれつの平等な関係に近い気がします。
入籍していませんし、こんなやり方の方がしっくりきます。
いずれにしても、映画を見て今の日本の多くの50代の現実を見た気がします。
お金にゆとりがなくなると、やっぱりストレスって大きいですよね。
私の目標は、
60歳で、実家をリフォームした後の金融資産残5千万。これです。
退職すれば今後は国民年金なので、年金額は全く期待できません。
ですから、60歳で5千万が一つの目安かなと思っています。
それではまた。