アーリーリタイア後の国民年金

アーリーリタイアした方々のブログを見ていると、

年金の減免申請をして、保険料を払わない選択をする方と、

通常に払い続ける選択をする方の、どちらもいらっしゃいます。

 

私も役所に健康保険等の手続きに行った際、

減免制度の申請をするかどうか訪ねられましたが、

「とりあえず今はまだしません」と、

通常に手続きをしてきました。

 

アーリーリタイアの1年目は、

何月に退職したかにもよりますが、

一般的には健康保険も高く、年金の減免もできないことが多く、

2年目からは、これらの社会保障制度の減免が適用されます。

 

せっかくアーリーリタイアしたのだから、

住民税非課税、健康保険も大幅割引を狙っている私は、

どんなに稼いでも収入で98万未満に抑えようとは思っています。

 

しかし、国民年金だけは例え減免が申請できたとしても、

申請するかどうかは自分で選択できます。

減免申請すれば将来もらえる年金が減るだけの話。

 

ここで大きく考え方は二つに分かれると思います。

減免を申請する方は、

・年金制度を信用してない

・年金に頼らなくても資産がたくさんある

・減免の一部を税金で補ってくれるなら利用しない手はない

・少しでも支出を抑えたい

などなど、いろんな理由があるとは思います。

 

私は特に、減免の一部を税金で補ってもらえるという部分に、

「それは、おいしい話だな」と思うわけですが、

そうは言っても、将来もらえる年金額は減るわけで、

例え年金支給額が年々目減りしたとしても、

私は国民年金を「保険」として考えているため、

やはり通常通り支払おうと思うのです。

 

国民年金は老後の保険です。

10年そこそこで支払った額以上が現状はもらえるわけで、

「長生きはリスクだ」と考えると、

万一の時の為に、支払える財力があるうちは払った方がいい。

それが私の結論です。

 

人生、本当に何が起きるかわかりません。

ハイパーインフレが訪れ、今の資産が消えることもあるかもしれない。

そんな時、ほんの少しでも仮に年金がもらえるとするなら、

なんとか生きて行けるかもしれない。

 

考え方は人それぞれではありますが、

私は「保険」ととらえ、リスクに具える為に、

国民年金は払い続けることにしようと思います。

 

正直、無収入の今は毎月17,000円近い年金額は大きな負担です。

でも100歳まで生きちゃったらどうしよう。とも思います。

私くらいの年齢だと、100歳まで生きるのも不思議ではなく、

そうすると私はまだ60年近く時間があるわけです。

資産を使い果たしたら?えらいこっちゃ!

不安は心臓に悪いので、おとなしく年金、支払い続けます。

 

あと、実は...

無職になり、iDeCo所得税控除は使えなくなりますが、

利益が非課税になる制度は手放したくありません。

年金の減免制度を利用してしまうと、

iDeCoの積立が確かできなくなってしまう。

そんなもったいないこと、する決意なんてできないのです。

iDeCoが関係なければ、もっと真剣に減免を悩むでしょうが。笑

 

それではまた。

 

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