「将来の夢は消防士!」それ絶対ウソでしょ!?
ある日、保育園に通うパートナーの息子が、
「将来の夢」の願い事を書いた紙を持ち帰ってきました。
その紙には
「おおきくなったら、しょうぼうしさんになりたいです。」
と書いてあるではありませんか。
これ、見た瞬間に「絶対ウソ」と思いました。
時々家庭内で将来の話をすることがあります。
私が質問すると、彼はほとんどの確率で、
「大きくなんかなりたくない。今のままがいい!」
なんで?と聞き返すと、
「だってオモチャで遊べるし、ゲームもできる!」
そう答えるのです。
私はきまって、
「いいね~今がいいって最高だね~」
そう笑い返します。
私が想像するに、保育園の先生に質問され、
彼は同じように「今がいい!」と答えたはずです。
でもそれは先生や一般の大人が求める答えじゃありません。
先生はきっと、彼にこう聞いたのでしょう。
「そうじゃなくて、警察官とか、消防士とか、
学校の先生とか、お医者さんとか、そういうのだよ」
みたいに選択肢を与えたのだと思います。
そしてその中から彼はとりあえず、
「う~ん、じゃあ消防士!」と答えただけ。
そうやって彼の夢は「消防士」になったのでした。笑
こういった光景は、
子どもが小さいときによく見られることかもしれません。
「正解する訓練」
これが学校等で行われる教育。
だっていつも最後には「テスト」があるじゃないですか。
だから必ず「正解」を求められるのです。
そしてその「正解」は「社会の模範」であることが多い。
でも、本当の「正解」なんて人それぞれ。
「わかんない」とか「今がいい」も立派な正解。
それを無理矢理、子どもに模範解答させようとすることに
私はどうしても違和感を感じてしまいます。
間違っても、失敗しても、何が正解だろうが、
私はどんな人生だって
経験は財産ですし、
今が楽しければ、
それが最高だと思っています。
彼にはのびのびと自由に生きてほしい。
模範解答なんて目指さないでほしい。
好きを追いかけ、楽しみに集中してほしい。
そう願っています。
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