アーリーリタイアは何も達成感がない日常だけど、これって無意味なの？
アーリーリタイア生活も慣れてくると
特に代わり映えのない日常が淡々と続きます。
リタイア直後は興奮状態？とも言え
会社員にはできないことが平日昼間に味わえ
それはそれは新鮮な日々だったのですが
例えば岩盤浴だって何回か行けば欲も消え
旅行だって数回行けばけっこう満足し
読書もいつでもできるし
特に何も達成感のない日々に落ち着いてきました。
そしてふと不安になることがあるのです。
「こんな無意味な毎日の為にリタイアしたのか？」と。
でね。これはヤバイと思って
ちょっと冷静に考えてみたんです。
会社員時代は通勤を含めると1日10時間は仕事に拘束され
平日は帰宅すると夕飯を適当に作り家事をし
入浴しちょっと自由時間に読書やネットサーフィンをし
次の日のために12時には就寝していました。
休日は普段できない掃除等の家事に1日を奪われ
「休み」だからと1日は必ずどこかにプチお出かけ。
そして心をリセットさせまた仕事に向かう。
あれ？
会社員時代ってもしかして
「仕事のために」を基本とし
全て動いていたんじゃない？
と気付きました。
今は特に収益もないブログを書いたり
ネットサーフィンしたり読書したり
時々親戚や近所の人のお手伝いをし
昼間に掃除や買い物に出掛け散歩をし
息子の帰りを待ち早めにゆっくり夕飯作り。
どれも好きでやってることばかりです。
夜は特にやることもないので
時に携帯ゲームをしたりDVDを見たり。
以前には休日にしかできなかったような家事も
今は余裕で平日にできるし
特に土日だからと張り切ってお出かけすることもなく
「自分のため、家族のため」を基本とし
動いているわけです。
夕飯だって以前なら休日にしかやらなかった
手の込んだ料理も今は平日もしてる。
掃除も前より頻繁に丁寧にしてる。
買い物も時間があるからゆっくり楽しめる。
時々カフェに入り雑誌を読んだりしてる。
身体が疲れているときはお昼寝もする。
無意味に感じていた日常も
実はすごく意味があるように思えてきました。
だって前の生き方こそ、無意味じゃないですか？
お金と承認欲求を得ること以外
仕事が私の人生に何をもたらしてくれるのでしょう？
それなのに、私は全て仕事を中心として
日常を送ってしまっていたのです。
そして私生活を忙しく動くことで
勝手に「充実してる」と思い込んでいたわけです。
お金や承認欲求という
わかりやすい物を手に入れることができたから
何となく意味があるような気がしていましたが
私自身の人生の為には特に何もできていなかった日常。
なんだか昔の自分が滑稽に思えてきました。
実は最近
スキンケアを極力シンプルに
可能ならば将来はスキンケアなしの生活にしたく
肌断食を少しずつ実行中なのですが
これだって仕事してない今だから
ノーメイクで昼間過ごせるし
心にも時間にも余裕があって取り組めているのです。
そしてこれは何より「自分の為」です。
誰も褒めてくれないし、お金をもらえるわけでもない。
しかもゆとりある、のんびりした日常。
だから「何もしてない」気がしているだけだった。
はい。そんなオチでした。笑
お金を得る。
社会から認められる。
それだけが「達成」や「成功」じゃないと
いい加減心底気付きたいです。笑
それではまた。
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