突発性難聴になって8ヶ月経過。聴力と耳鳴りに大きな変化はなし。
昨年7月末に突発性難聴になり早8ヶ月が経過。
早急にステロイド治療を始め、
約2ヶ月ほど通院していましたが、
残念ながら改善することはありませんでした。
突発性難聴になった患者の3割程度は、
その後聴力の回復が見込めないと医師から言われ、
まさに私はその3割に入ってしまったわけです。
そして耳鳴りもなかなかうるさい。
発病から数ヶ月、なかなか耳鳴りにも慣れず、
「うるさーーーい!」と思うこともよくありました。
それが、発病から半年くらい経過したとき、
ずっと鳴っているはずの耳鳴りを意識していない瞬間に気付きました。
どういうことかと言うと、
その瞬間、私は大好きなことに夢中になっており、
耳鳴りの存在を忘れ、まるで耳鳴りがないかのように感じた。
という意味です。
当たり前のようですが、大きな発見でした。
耳鳴りが気になってしかたのなかった数ヶ月、
寝ても覚めても耳鳴りがうるさく感じ、
精神的にも少し参ってしまうくらいでしたが、
何かに夢中になることによって、その精神状態から解放される。
それに気付けたことは、非常に嬉しかったのです。
そこから、私は耳鳴りが気にならないように、
可能な限り楽しい時間を過ごすことに意識を向けました。
どうせ治らないなら、何か楽になる方法を試したかったのです。
そんなこんなで発病から8ヶ月経過。
先日、耳鼻科に行き聴力検査をしましたが、
聴力はほぼ変わらず、やはり聞こえていません。
耳閉感も相変わらずですし、
耳鳴りも、多少音の大きさは日々変化はありますが、
大きな変化はなく、やはり治っていません。
でも!
感じ方、ストレスは大きく変わりました。
耳の聞こえに関しては、
「どうせ20~30年後には耳が遠くなるわけだし」
と、右耳のみ早めの老後が訪れたと思うようになり、
耳鳴りも、聞こえてしまう瞬間は、
「あぁ私は今耳鳴りに意識がいっているだけね」
そう思えるようになったのです。
私にとっては本当に大きな改善です。
今日は少し遠出をし、数年ぶりに桜餅を食べました。
最近は洋菓子よりも、和菓子を美味しいと思うようになり、
ちょっと大人(おばさん)になった気分です。
それではまた。
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